CLARA DESIRE
クララ・デジレ

クララ・デジレは1978年にフランス、ラ・ロッシェルに生まれました。彼女は2002年に1年間日本で生活した経験があり、日本のアニメ文化に傾倒し、様々なアニメのキャラクターを自らの作品の中にグラフィティー・タッチで取り入れる手法を確立しました。
デジレ・アートの根幹にはジャン=ミッシェル・バスキアの影響が色濃く表出されています。しかしながらバスキアの作品に見られる日常の中で味わった差別問題のような社会的テーマや自動車事故体験から生まれた解剖学への興味といった要素は、デジレが生み出す作品には存在しません。彼女はひたすら絵の中で自らの魂を彼女が愛する詩とキャラクターに乗せ、表現しています。時に彼女の作品の中には爆発的なエネルギーが込められているのが見て取れますが、それはジャクソン・ポロックがドリッピングでキャンバスに絵具を叩きつけ、感情を剥き出しにする行為と似通っており、彼女の心の叫びとも言えるでしょう。最近デジレは世界を席巻している日本のアニメ、鬼滅の刃や呪術回線へ深い関心を抱き、本格的なシリーズ作品に着手しています。



1967年 ソウル生まれ。
1990年 ホンイク(弘益)大学、美術学士号取得
1995年 ホンイク(弘益)大学、美術修士号取得

1993年 ソウル、ギャラリー・オンにて初の個展
1995年 ソウル、ホンイク大学美術館にて「Program」個展
1998年 ウィワン、カイオン・ギャラリーにて「Underworld」個展
1999年 ソウル、ソナム・アート・センターにて「Money Honey」個展
2001年 ソウル、ギャラリー・ドン・ドンにて“The Adventures of Atomaus」個展
2002年 東京、小林画廊にて「Lee Dongi」国内初の個展
2003年 ソウル、イイミン美術館にて「Crash」個展
2005年 釜山、キム・ジャエ=サン・ギャラリーにて「Lee Dongi」個展
2006年 ソウル、ワンアンドジェイ・ギャラリーにて「Smoking」個展
2007年 北京、ギャラリー・ムックにて「Atomaus」個展
2008年 アムステルダム、ウィレム・ケルスブーン・ギャラリーにて「Bubbles」個展、
2008年 東京、クムサン・ギャラリーにて「Dongi Lee」個展
2008年 ソウル、ギャラリー2にて「Bubbles」個展
2008年 ソウル、ギャラリー2にて「Double Vision」個展
2009年 ベルリン、ギャルリー・マイケル・シュルツにて「Double Vision」個展
2010年 テグ、グジィー・ギャラリーにて「Role Playing Game」個展
2010年 ソウル、ギャラリー2にて「Bitter Sweet」個展
2011年 ソウル、ロッテ・ギャラリーにて「Role Playing Game」個展
2012年 ソウル、ギャラリー2にて「Garden Uncertainty」個展
2013年 ソウル、ソンウオン・アート・センターにて「Don`t Look Back in Anger」個展
2013年 釜山、チョヒョン画廊にて「Dongi Lee」個展
2014年 ソウル、ギャラリー・ヒュンダイ(現代)にて「Zero Gravity」個展
2016年 ソウル、ギャラリー2にて「Abyss」個展
2017年 チェジュ、ギャラリー2にて「 Dongi Lee Unplugged」個展
2017年 ソウル、Clアートにて「Dongi Lee」個展
2018年 ソウル、ピビ・ギャラリーにて「Lee Dongi: 2015-2018」個展
2018年 ソウル、ギャラリー2にて「Words」個展
2018年 ウムソン、韓独(ハンドク)医薬博物館にて「Hastag」個展
2019年 ソウル、ピビ・ギャラリーにて「Lee Dongi: 1993-2014 : Back to the Future」個展
2019年 ソウル、Welcome to My World, バンヤン ツリー クラブ&スパにて「Welcome to My World」個展
2020年 東京、アートTNZ2020、Sho + 1のブースにて展示
2021年 東京、アートフェア東京2021、Sho + 1のブースにて展示

https://www.instagram.com/dongi.lee/